SPECIAL INTERVIEWスペシャルインタビュー
チームで効率化を解く。 自動車生産計画をサポート。 プロジェクトを俯瞰しながら、 チーム全体で効率化を図る
増 千絵
- 新卒入社
- コーポレート
- 高専出身
Voice from Engineer
増さんは2017年に、高等専門学校(高専)で7年間、
プログラミングを学んだのちに入社しました。
携わるのはトヨタ自動車の自動車生産計画システムの開発、維持です。先輩からの「プロジェクトを俯瞰して見よう」
という言葉を大切に、自分の工程だけでなく、全体を見る視点で効率化に取組んでいます。
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01 入社のキッカケ 世界規模のシステムに携わりたい、
手厚い研修制度も決め手に私は2017年に新卒で入社しました。沖縄県出身で、高専で本科から専攻科へと進み計7年、主にプログラミングを学びました。在学時から高専の教授にトヨタシステムズで働く卒業生を紹介してもらい話を聞いたほか、ひと足先に本科を卒業して入社していた同級生の友人もいたため、社員の方の生の声を聞く機会に恵まれました。
そこで感じたのが入社後の手厚い研修制度でした。それに自分が学んできたプログラミングの基礎知識を活かして、世界規模であるトヨタのシステムに携われることにも惹かれました。
トヨタシステムズには入社後、先輩社員がトレーナーとしてサポートしてくれる「職場先輩制度」があり、働きながらマナーや社会人としての立ち振る舞いも丁寧に教えてくれます。会社はみんな仲が良く、同郷出身の方もいてプライベートで集まることも。社内で部活動もあって、親睦を深めることと気分転換にひと役買っていると思います。 -
02 仕事のやりがい 過去を超える品質は
自分の成長の証になるトヨタの自動車生産計画システムの開発、維持が業務内容です。たとえば海外工場のどのラインで、月や日ごとに何台生産するかといった計画をサポートしています。また、システムで使うソフトウェアを新しい物に切り替えることも多くあります。
業務で求められることは、いかに安く、早く効率化できるか。システム画面の詳細仕様なら、自動コーディングできるツールを取り入れれば人が手組みでコーディングする工程を減らせます。効率化を目指す一方、もちろん自分でプログラミングしたシステムがトラブルなく動くか考えると不安になることもありますが、同時にやり遂げた時の達成感につながります。
生産計画は直接、クルマが世に出ていく肝の部分。私も自分のシステムには、事前に思いつく限りのテストをして、バグが起きないかチェックします。もともと慎重な性格でしたし、ある時、いろんなテストをしていると先輩から「すごく良い取組みだね」と褒めてもらえたことがきっかけです。テストは直接的に新たなシステムを生み出すものではありません。しかし、品質を高めていくためには必要不可欠なもの。自身の安心感にもつながります。回を重ねるごとにシステムの品質が高まっていくことが、自分にとっての成長の証です。 -
03 +Sで、わたしが『解く』もの 広い視野を持つことで
プロジェクト全体の効率化へグローバルな自動車生産システムの開発と維持。私は、まだまだ一部の工程の担当ですが、設計・制作で見落としがあれば、最終段階で不具合が発生し、またやり直しにつながります。先輩社員の方から入社間もない頃、「こういうミスがあると、トラブルにつながり、最悪は生産ラインが止まることになる」と自分の持ち場だけでなく、生産ラインやお客様の経営のことまで教えていただき、私の仕事が企業経営そのものへとつながっていくことをイメージできたことは今も大きな財産です。
私の+Sは、自分の仕事の幅を広げ、プロジェクト全体で効率化を目指すこと。自身がかかわったシステム開発の中で、「おそらく類似した物を近い将来、つくり上げることになるかも」と思ったら、私は仕事の進め方見本を作成して、みんなで共有して次の機会に備えています。
今の目標はチームリーダーとなり、周囲をまとめ良い影響を与える存在になること。自分の工程への責任感はもちろん、プロジェクト全体を見る視点を養いたいです。