キャリア形成
トヨタシステムズで働く日々で得られる専門性や、
学生時代の経験がどう活かされているのかを探るクロストーク。
若手社員のみなさんは会社の研修制度をうまく活用しながら、
自身のキャリアを磨いていました。
日々の業務と研修で
知識・経験をアップデート。
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学生
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蔵永
はい、たくさんあります。私は学生時代に情報を専攻していて、プログラミングに関しては基礎知識があったので、入社後の新入社員研修も配属後の業務も、とても理解しやすかったです。
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平田
学生の頃に身につけたプログラミングの基礎知識や能力があると、理解が早いですよね。
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荒川
そうですね。私も学生時代に観光情報学の研究室でプログラミングやデータ分析に触れていたので、基本の考え方の部分は身についていました。たとえ使う言語やシステムが違っても、ベースの考え方があると理解がスムーズだと思います。
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平田
TSには最新のシステムもあれば、昔からずっと使われているシステムもあり、昔ながらのプログラミング言語を使う場面もあるのですが、土台となるプログラミングスキルがあれば応用が利きやすいので、学生時代に身につけておいてよかったと感じています。
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後藤
私も平田さんと同じで、学生時代に学んだC言語やJAVAのプログラミング知識やベースの考え方が今の業務にとても活きています。入社1年目の教育プログラムに「スパコン並列計算の理解」という内容があったのですが、学生時代に学んだプログラミング知識のおかげでスムーズに理解できました。
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学生
業務を通して、どのような専門的なスキルが身につきましたか?
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平田
私の場合は、クラウドサービス全般のスキルが身につきました。学生の頃はクラウドに関することはあまりやってこなかったので知識ゼロからのスタートでしたが、日々の業務で使うことで身についていきました。今はユースケースに応じたサービスを使い分けているので、クラウドだけでなくインフラの知識も習得できています。
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荒川
私は開発業務を通して、開発言語などのシステムの要素技術、ミドルウェア、DBに関する知識を習得できました。
今私は海外資本の企業に常駐しているので、常駐先の外国人メンバーと英語でコミュニケーションを取りながら一緒に開発をしています。業務を通して英語力が身についたことも大きな変化です。
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後藤
私はクラウドと社内をVPNで接続する環境の構築を担当しているので、業務を通して実践的なスキルが身についています。入社当初、スパコン関連の知識はゼロに近い状態でしたので、今は研修制度を活用しながら知識や技能を身につけている段階です。研修がとても充実しているのは本当にありがたいです。
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蔵永
そうですね。学部時代に情報系のことを押さえていたことは、全ての知識や技術にとって大切な下地になるので、基礎の部分を知ったうえで入社できるのはかなり大きいと思います。とは言っても大学で学べることだけで実務が完璧にできるわけではないので、その部分ではTS(トヨタシステムズ/以下「TS」)の研修制度はとてもありがたいです。やる気次第でどんどん成長していける環境だと思います。
充実の研修制度とOJTで
未経験領域でもスキルアップ。
トヨタの大規模システムに携わる
使命感と、達成感。
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学生
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荒川
はい。内定者研修から6月の配属までの間に、新入社員研修があります。エンジニアに必要なITスキルを磨く研修のほか、社会人のマナーとトヨタについて学ぶビジネススキル研修があります。ITの基礎スキルの習得も、社会人としての人間力の向上も、段階を踏んで学んでいける貴重な機会でした。
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後藤
研修制度は本当に充実していると思います。好奇心を持って学びたいという姿勢がある人なら、どんどん吸収していけます。
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平田
本当にその通りです。やる気がある人、自ら動ける人の方が伸びますよね。
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後藤
全体での新入社員研修のほか、希望すれば外部研修もどんどん受講できます。必要だと思う分野や領域の研修で専門知識をより深めることができるので、常に自己啓発やスキルアップができる環境です。研修制度のほか、システム系やネットワーク系の資格の取得支援制度もあります。
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学生
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平田
私は配属後、PGM(実践的全般マルチキャスト)の実装やファイアウォールの利用について段階的に学べる研修を受けました。また、クラウドサービスのプロジェクトに参画する際にも、3日間集中的に研修を受けました。しっかりと勉強して、不安要素を少なくしてからプロジェクトに参画できるのは心強いですし、未経験領域でも十分にスキルアップできます。
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蔵永
私は、業務で必要だった無線LANの知識について研修を受けました。実務でも先輩に手厚く教えていただきながら知識を身につけていきました。
配属後は「職場先輩制度」があり、新入社員一人に対して専属の先輩がついてくれて、OJTで業務内容を丁寧に教えていただけます。
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後藤
OJTでは職場先輩についてもらえますし、Off-JTでは研修制度が充実しているので、「置いていかれる」と感じることはあまりないと思います。サポートがしっかりしているので、自分のやる気さえあればどんどん吸収していけます。
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蔵永
研修については「これを受けたい!」と決まっている人もいれば、「どの研修を受ければいいのかわからない」という人もいると思うんですよ。私も最初はそうでした。
TSの研修制度は両方のケースに対応していて、目指したい未来像から紐付けて研修が選べるように関連する研修がツリー状になっています。進みたい方向を決め、そこに向かって一歩ずつ勉強していくことができます。
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荒川
先輩も上司もとても優しくて、「どんどん成長してくれよ!」と期待してくださっているのが伝わってきます。OJT・Off-JTにとても協力的なのも嬉しいですよね。
※OJT…On the Job Training。業務遂行を通じて必要なスキル・知識を習得
Off-JT…Off the Job Training。通常業務から離れて必要なスキル・知識を習得する。研修など。
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学生
トヨタシステムズだからこそ得られたと感じる知識や経験はありますか?
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荒川
トヨタの問題解決方法、生産性向上のマインドを学ぶことができました。業務を振り返り改善する習慣がついたのは、TSだからこそだと思います。
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蔵永
私の場合は、調整する力が身についたと感じています。トヨタグループ全体として、トヨタ生産方式など効率や段取りを大切にした仕事の方法が確立されているので、トヨタの文化や考え方、仕事の仕方などのノウハウを学び得ることができました。業務に活かすのはもちろん、自分自身の成長にもつながっていると感じます。
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平田
あとはトヨタの大規模な基幹システムに携わることで、高い品質や責任感を意識した開発を経験できている点が大きいです。
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後藤
そうですね。大規模な仕事ができることや、幅広い職種の人と関われることも、キャリア形成の重要なポイントだと思います。
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平田
TSはシステムの規模も予算も大きいので、関わる人数も多いです。小規模だと10〜20人ですが、ブロックごとに分かれて全部で100〜200人という規模で動くこともあります。ブロックごとの横の連携を重視する場面も多く、また大きな責任感も伴います。
トヨタはグローバルサプライチェーンで、生産の計画から部品調達、生産、梱包、出荷まで、この一連の流れの大きな基幹システムがあります。その分どこかで不具合やバグが起きると車を生産することができないので、責任は重大です。
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蔵永
大規模なシステムの維持・運用を任されるということは、自分がトヨタグループのたくさんの人の業務を支えているということです。使命感と責任感をもって業務にあたっています。緊張しますが、大きなやりがいを感じます。
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学生
やりがいや責任感の裏に、失敗を恐れる気持ちはありませんか。
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平田
ちょっとした失敗が「車が生産できない」などの大きな損失につながりかねないので、リカバリーは徹底的にやっています。万が一ミスや問題が起きたとしても品質を担保していかないといけない。でもシステムというのは何らかの不具合がどうしても発生してしまうことも、もちろん考えられます。そのためにリカバリー案をしっかり固めて「何かあっても影響のない」状態をつくることが大切です。
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後藤
そうですね。ミスや失敗は避けたいですが、人間がシステムを動かしている以上、考えられることです。万が一ミスが起きた場合に、その事象にどう対処するか?という安全意識やマニュアル整備がとても大事だということを、入社して学びました。
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平田
システム開発って一般的なイメージだと「指示された通りにやる」とか「上司や先輩から言われた通りにやる」みたいなイメージがあるかもしれないんですが、全然そんな感じではないんですよ。
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蔵永
広く見る力、先回りする力、自ら考える力が必要ですよね。そのために高い専門性と、人と関わるコミュニケーション能力も大切だと感じています。
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平田
まさにその通りで、ユーザーがどんなものを欲しているのか、自分で考えながら進めていきますし、直接ユーザーに提案することもあります。
TSは、ユーザーと近い距離で会話ができることが多いです。また、ユーザーから言われた通りにやるというよりも、こちらから新しい価値やサービスを提案し、提供する機会も多いです。そういったやり取りの中から、さまざまな経験を積むことができます。人との関わりや、コミュニケーション能力も重要視される仕事だと思います。
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蔵永
コミュニケーション力はとても大切だと思います。荒川さんは英語でのコミュニケーションなので、さらに大変ですよね。
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荒川
そうですね。専門用語も多いので、日本語でコミュニケーションを取るのも難しい内容のときは、英語でどうコミュニケーションを取るかは大きな課題です。言語の壁があっても関係性をつくりながら良好なコミュニケーションを取ることが大事で、日々の業務で実践を通して身につけているところです。
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学生
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荒川
私は今、開発の業務でプログラミングを行なっていますが、今後はプログラムの設計や、どんなシステムにするか構築するところにもチャレンジしていきたいと思っています。
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後藤
私は、ゆくゆくは統計・解析の分野も究めたいです。統計学の知識は、今後どこでも活かせると思っています。個人的にも興味があるので、研修制度なども活用して研鑽していきたいです。
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平田
今後は、もっと開発やマネジメント系にも力を入れていきたいです。今、同じプロジェクトで働いている先輩や、一緒にプロジェクトを動かしているビジネスパートナーの方など、尊敬する方がたくさんいるので、その方達のようにもっと事業を俯瞰して見られる立場で活躍できるように、知識や技術、経験を積んでいきたいです。
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蔵永
私も重複するところがあるのですが、もっと視点を上げていきたいと思っています。というのも、今年度から私が新入社員の職場先輩として指導する立場になったので、私が先輩に教えていただいたように、後輩にも伝えていけるよう、物事を俯瞰して見る力、全体を把握して動かしていく力をつけていきたいと思っています。
働き方
休暇の取りやすさや残業時間、
福利厚生といった条件面はもちろん、
職場の雰囲気などのリアルな話についても深堀りしました。
風通しの良い職場環境や、互いに切磋琢磨できる関係性に、
働きやすさや居心地の良さを感じます。
在宅でも出社でも
コミュニケーションを大切に。
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学生
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後藤
平均すると、20時間くらいですね。定時に上がる日もありますし、仕事が立て込んでいるときは残業して片付けてしまいたいので、少し残る日もあります。
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平田
業務の忙しさにもよりますが、私は平均月30時間ほどですね。
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学生
月20・30時間というのは、私たちにはあまりイメージが湧かないんですが、1日あたり何時間くらいで、家には何時くらいに帰れるんですか?
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後藤
ひと月あたりの出勤日が平均20日ほどなので、残業月20時間だと1日あたり1時間ほど。月30時間でも1.5時間くらいです。
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平田
始業・終業時間が厳密に決まっているわけではないので帰宅時間はバラバラですが、連日遅くまで残業するということはあまりないです。上司が「なるべく残業せずに帰れるように」とチーム内で業務量を調整してくれるので、一人に負担が集中しすぎることもないですね。
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後藤
TSはフレックスタイム制度が使いやすいので、働く時間帯を割と自由に決めることができます。朝、会議などの予定がなければ10時頃にゆっくり出社することもできます。朝早い人だと7時頃に出社して、15〜16時頃に業務を終える人もいますよ。
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平田
たとえば、ちょっと通院してから出社したい日は遅めに出社して、そこから8時間働くという形にもできます。
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学生
今は在宅勤務も多いと思いますが、出社と在宅のバランスについて教えてください。
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後藤
出社と在宅は半々くらい。今は出社と在宅を組み合わせられるのが、とても働きやすいです。
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平田
私も後藤さんと同じく、在宅と出社は半々くらいの割合です。在宅勤務制度が導入されてから、さらに働きやすくなったと感じています。
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学生
在宅勤務・出社勤務、それぞれのメリットはありますか。
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後藤
物理的なメリットは、在宅勤務だと通勤時間がゼロになることですね。業務を終了した瞬間に家にいるという状態なので、プライベートの時間をより確保しやすくなりました。
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平田
業務内容や状況によって自由に選べるのがいいですね。入社一年目の新入社員に関しては出社が基本ですが、オンライン研修などは在宅勤務も可能です。二年目以降、業務に慣れてこれば自分で在宅・出社を選択できますし、育児されている方は在宅勤務が多めだったりと、人それぞれ柔軟なところが魅力です。
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後藤
そうですね。黙々と作業をする日は在宅勤務にすることが多いですが、たとえば新規プロジェクトが立ち上がった時期などは、チームメンバーと直接コミュニケーションを取るために出社するなど、その時々で使い分けています。
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平田
私もそういう使い分けが多いです。
特にプロジェクトを発足するタイミングなどは、チームビルディングと言ってチームの親睦を深めることも大切なので、出社が多くなることもあります。プロジェクトによっては協力会社やユーザーのところに足を運んで会議をすることもありますしね。
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後藤
顔を見合わせてコミュニケーションを取ることも大切なので、出社することにも大きな意味があると感じています。便利なのは「状況に応じて切り替えができる」ところですよね。
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平田
そうですね。
ただ、今はリモートツールがとても優秀なので「在宅だとコミュニケーションが取れない」というわけでもありません。在宅でも出社でも、しっかりとコミュニケーションが取れているとは感じています。
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学生
在宅勤務では、チームメンバーとどのようにコミュニケーションを取っていますか。
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後藤
基本的には「Microsoft Teams」のプラットフォームを使っています。リモートでミーティングをしたり、画面を共有して作業をしたり…と、対面と同じ感覚で業務を進めることができるので、リアルに近いコミュニケーションが取れています。
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平田
Teamsは画面共有をしながらペアでプログラミングすることも容易なので、不便は感じていないです。在宅勤務でもコミュニケーションのロスなく、スムーズに業務を進められています。
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学生
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平田
配属されると「職場先輩」という専属の先輩がつくのですが、配属後すぐは顔を見てコミュニケーションを取った方が信頼関係を築けるので、職場先輩の中で順番に出社し、新入社員にも出社してもらい、対面でフォローしていくという時期はありました。
ただ、在宅だからといってコミュニケーションが取れないわけではなく、先ほどのツールを駆使しながらフォローしたり、こまめに打ち合わせや面談をしたりと、働きやすい環境づくりを考えています。在宅・出社関係なく、コミュニケーションを大切にしながら、若手の育成体制を部署ごとに整えているようなイメージです。
仕事とプライベートの
メリハリをつけることの大切さ。
風通しのよい職場だから
自分の力が発揮できる。
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学生
仕事とプライベートの割合は、どれくらいでしょうか。
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平田
半々くらいです。月1回以上の有給取得が推奨されているなど、休暇がとりやすいので自分の時間は確保できています。プライベートのときは仕事のことはあまり考えず、メリハリを大事にしています。
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後藤
私も同じく5:5です。ビジネスでもプライベートでも、多様な力を持つ、万能選手と称される人間になりたいと日々思っています。そのための自己啓発に励むことも多いですし、私は陸上をずっとやってきたので、休日はトレーニングに充てたりしています。
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学生
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後藤
TSには「カフェテリアプラン」があって、1年間で12万円分のポイントを好きなメニューに使うことができます。私はポイントを使って旅行をしたり、整体やマッサージに通っていて、日々の疲れをリフレッシュしています。
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平田
私はカフェテリアプランのポイントをまだ貯めている状態です。使い切らなくても消滅せずにずっと積み立てられるので、大きな買い物をする際などに活用できたらいいなと思っています(※退職時には積立ポイントは消滅)。
カフェテリアプランのほかにも「WELBOX」というパッケージ型の福利厚生サービスがあり、旅行やグルメの割引サービスが使えます。結構いろんなところで使えるので、それを活用しています。
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学生
職場の雰囲気は、どんな感じですか。若手にも発言権はあるのでしょうか。
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平田
職場の風通しはとても良く、意見や提案はとても言いやすい雰囲気です。上司は若手の意見をとても重要視していますし、上司が私たちのことを気にかけてくれているのが伝わるので、発言しやすいです。
上司・部下の関係というより、「同じゴールを目指すチームのひとり」という感じで尊重してもらえる雰囲気ですね。
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後藤
私は入社してすぐの頃、職場の定例会議のやり方に疑問があり「こうした方がもっと良いのでは?」と提案したことがありました。今までずっと続いてきたやり方だったので、簡単にひっくり返るとは思っていなかったんですが、先輩も上司も真剣に聞き入れてくれて。「貴重な意見ありがとう」と感謝してもらえたうえ、実際に私の提案した通りに改善されました。若手社員にも十分に発言権が与えられている雰囲気だと感じました。
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平田
若手の意見も反映してもらえますし、仕事を任せてもらえる機会、チャレンジできる機会もとても多いですよね。TSの社員は温厚な方が多いですし、先輩や上司がフォローしてくださるので、とても心強いです。
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学生
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平田
大きなやりがいと、責任感を実感できる会社だと思います。若手でも、プロジェクトを動かしていくポジションにつくことができるので、自分の力が社会に貢献していると実感できます。
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後藤
TSの社風を一言で表すなら「攻めと守りを両立するIT会社」。新しい技術を取り入れて“攻め”続けている印象があり、とてもエネルギッシュです。私の部署では最近、クラウド上にスーパーコンピューター環境を構築する新しいサービスの提供を始めています。最先端の技術を駆使してサービスを提供していく力、それがTSの“攻め”だと思います。
でも、“攻め”ばかりではなく、“守り”も不可欠です。具体的にはセキュリティ面が挙げられますが、手順とやるべきことを明確にしたうえで手堅く運用していく必要があります。新しいことにチャレンジする攻めのパワーと、これまで構築してきた守りの手堅さ、その両軸があるからこそ、できることはたくさんあると思います。
就活経験談
就活時にどんな業界を目指し、どんな軸で企業選びをしたのか。
トヨタシステムズへの入社の決め手を聞いたところ、
自分のため・社会のために挑戦できる人が、トヨタシステムズで
力を存分に伸ばせることがわかりました。
企業選びの軸を持って
自分らしい就活に挑む。
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学生
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蔵永
私はネットワークの構築に関連する業種に絞って探していました。その中でもユーザーの規模が大きい会社の方がより多くの人に携われると思ったので、会社の規模についても調べていました。
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荒川
私はあまり絞らず、いろいろな業界に挑戦しました。大学時代から興味があったIT業界が第一志望で、そのほかにも金融業界や教育業界など、複数の業界を広く志望しました。
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学生
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荒川
私が特に大切にしていたのは「チャレンジできる環境であるか」「社員の人柄」の2つです。
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蔵永
社員の人柄や会社の雰囲気は、重要な要素ですよね。私はTSでのインターンシップで座談会に参加する機会があって、そのときに「雰囲気が良さそうな会社だなあ」という印象を持ちました。
就活時は条件だけでなく、説明会やインターンシップなど社員と直接話せるチャンスがあるところへどんどん出向いて、社内の雰囲気を体感することが大切だと思います。
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荒川
わかります。私もインターンシップのときに知った会社の雰囲気や、私たちインターン生への関わり方を見て、とても穏やかで風通しのよい職場環境だと感じました。そのイメージは、入社した今も変わりません。
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学生
短期間のインターンシップや説明会のなかで、具体的にはどんな場面からそう感じたんでしょうか?
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蔵永
会社見学の際、フリースペースでとても活発かつ楽しそうに議論していた社員の方の表情がとても印象的でした。とても明るい職場環境だと感じたので、私もここで働いてみたいと強く思いました。
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荒川
説明会などに来てくださる先輩社員さんが若い方ばかりだったのも好印象でした。
その方々が場を仕切ってくださっていたので「ここは若手のうちから仕事を任される会社なんだな」というイメージにつながりました。
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蔵永
私もその印象は持ちました。若手社員でも活発に発言できたり、リーダーシップを発揮できたりする会社だと感じました。
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荒川
先輩方が、私たちインターン生に寄り添うような話し方、理解しやすい教え方をしてくださるのも嬉しかったです。
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蔵永
その辺りは、どんな雰囲気の企業を探しているかによって、見るポイントは変わってきますよね。
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荒川
確かに、そうですね。私自身は企業選びの軸として「安心してチャレンジできる」という点を当初から大事にしていました。熱量や勢いのある企業は魅力的ですが、焦らされるような雰囲気や落ち着かない空気感だと、私の性格的にあまり合わないと自覚していたので。自分の精神安定性が保たれる穏やかな環境、かつ若手でもチャレンジできる社風というのが理想だったので、TSはぴったりだと思いました。
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蔵永
インターンシップや説明会はなんとなく参加するのではなく、自分の企業選びの軸をしっかり持って望むことが大事ですよね。
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学生
最終的にトヨタシステムズに決めた理由や、その決め手はどんなところでしたか。
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蔵永
私は「ネットワークの構築に関連する業種」「ユーザー規模が大きい」という2つの軸にマッチしていたことが一番の決め手です。仕事を通じて多くの方々に貢献できると、その分やりがいも満足度も得られると考えていたので、規模の大きさは割と重要視していました。
それでいて、地元企業だとさらにいいなと思って絞った結果、TSが最もマッチしたという感じです。
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荒川
私も一番の志望業界であったことと、トヨタの大きなプロジェクトに関わることができると思ったことです。あとは繰り返しになりますが、就活中に出会った社員の皆さんの穏やかさや人柄に惹かれて最終的に決めました。
トータルで「ここなら私らしく働けそう」というイメージを、就職前に持つことができたのは大きかったです。
学ぶことに意欲的な人が
どんどん成長できる環境。
大規模システムに携わる
大きなやりがい。
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学生
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蔵永
トヨタ自動車、トヨタグループの会社という、大きな規模で多くの顧客を相手に働けることが魅力であり、やりがいであり、同時にプレッシャーでもあります。
現在私はトヨタグループ向けの無線LANサービスの維持運用を担当しています。何万人という人々が使うサービスなので、かなり重大なポジションにいると感じていますし、大きな責任感やプレッシャーもありますが、日々それだけ多くの人々をインフラで支えているという使命感があり、価値のある仕事をしている誇りも感じています。
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荒川
TSでは全体的に「若手を育てよう」という雰囲気があります。私は、先輩や上司の心強いバックアップのもとで、どんどん新しいことに挑戦できるのが嬉しいです。
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蔵永
若手の段階でプロジェクトを任されることも多いですよね。
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荒川
わかります。私も最近は案件を任せていただくことが増えましたが、丸投げされるわけではなく、先輩のサポートがある上で思い切りチャレンジさせてもらっているので、本当にありがたいですし、安心して挑戦できます。
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蔵永
正直、こんなに早い段階で大きな仕事を任せてもらえるとは思っていませんでした。大きな仕事は、きっと何年も下積み期間が必要だと思っていたので、入社2年目で初めてプロジェクトを任されたときは「もう任せてもらえるの!?」と驚きました。
プレッシャーも大きかったですが、先輩のバックアップがあるので安心して挑戦できました。その達成感は、仕事のやりがいや、自身のキャリア形成にもつながると思います。
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荒川
規模の大きな会社なので、社会に貢献できている実感も大きいですね。もちろんそれが、自分自身の成長にもつながっています。そんな環境で働けることが、大きな魅力です。
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学生
どんな人材が、トヨタシステムズに合うと思いますか。
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蔵永
自分から物事を発信できる人、学ぶことに意欲的な人が成長できると思います。わからなかったら先輩が教えてくれますし、力不足を感じたら研修制度も駆使して自己研鑽もできます。積極的に動ける人、挑戦することが好きな人が、実力を発揮できると思います。
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荒川
確かに、研修は種類も機会も多いですし、「成長したい」「勉強したい」と感じている人にはとてもおすすめです。上司や先輩も協力してくださるので、知識・技術をどんどん高めたいという人、学ぶことが好きな人はTSに合うと思います。
あとは、やはり挑戦に対して意欲的な人。私も、そんな人と一緒に働きたいです。
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蔵永
ITで多くの人の役に立ちたい、社会に貢献したいと思っている人も、力を発揮できる会社だと思います。「自分がその一端を担っている」というやりがいも大きいです。
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荒川
そうですね。常に新しい技術を取り入れながら、社会の変化にも対応しつつ、どんどん成長できる環境ですね。
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蔵永
あとは、トヨタグループ全体としては「改善」を重んじていて、「どうしたらより品質の良い仕事を効率よくできるか」というマインドを大切にしています。
どの部署も、「上から言われたことだけやる」というような仕事の仕方ではなく、自分で考えてアウトプットをすることが大事です。やはり自分で考えたことには自分なりの価値を見出だせますし、それを受け入れてもらえる職場だと思っています。そんな環境で働きたい人が合っていると思いますよ。
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学生
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荒川
TSは、職場での社員教育はもちろん、内部・外部ともに研修にもとても力を入れています。大きなプロジェクトに携わるために、基礎となる知識・技術力をしっかり育てよう、という会社の意欲を感じます。自分自身を研鑽しながら、安心して自分らしくチャレンジができる環境です。
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蔵永
若手のうちから活躍できる会社です。
ITで多くの人々を支え、社会に貢献する、とても尊くやりがいのある仕事だと思いますので、ぜひ一緒に働きましょう!