世界中のトヨタグループをつなぐ
All TOYOTA Global Network
オールトヨタクラウドの構築。
自動車メーカーからモビリティカンパニーへと生まれ変わるトヨタ自動車。その変化に対応するために、これまで以上に関係各社が一丸となって、シナジー効果を高めていく必要があります。そこで私たちは、世界のグループ各社の垣根を取払い、協業を加速するため、すべてをシームレスにつなぐネットワーク構築に取組んでいます。
その規模は、トヨタグループはもちろん、部品メーカー、生産工場、販売店も含めて、15,000か所以上の拠点をつなぐ世界最大級と言えるもの。また、より機密性の高いトヨタシステムズ独自のクラウドを展開することで、インフラ効率の向上、コミュニケーションの円滑化、コスト最適化を実現。トヨタグループが一丸となるために、欠かせないインフラです。
低コストで高品質なセキュリティで、
トヨタグループをグローバルに
一括管理。
世界中でサイバー攻撃が急増しているなかで、その脅威からトヨタグループを守るセキュリティの一元監視・管理を、トヨタシステムズは担っています。グループ各社とミーティングを重ね、グループとしてのセキュリティガイドラインを策定。トヨタセキュリティ監視センターから世界中のグループ各社を監視し、被害を未然に防止しています。
高い技術力と多くのリソースが必要なサイバーセキュリティ対策を、効率的かつ効果的に提供し、グループ全体のセキュリティレベルを担保しています。トヨタシステムズがグループの重要な企業資産を守りつづけます。
グローバルをシームレスにつなぐ
新たなデータ授受サービスの構築。
トヨタ自動車は国内外のグループ、関係会社など、さまざまな会社との連携のもと、モノづくりに取組んでいます。そこで欠かせないのが、電子データの受渡し。
従来は各社で異なるサービスを使用しており、管理が非常に複雑な状態になっていました。そこで、業務のさらなる効率化を目指して、国内外でトヨタグループ共通のデータ授受サービスの構築に取組んでいます。
すべてのグループ会社、関係会社を共通のサービスでつなぐことで、国内・海外、システム・人の境目なくデータ交換が可能に。
世界中で行われる情報交換の場を提供し、授受でつながれた新たなコミュニティと未来を創造します。
新拠点の立上げにITインフラを構築。
社内の総力を結集し、トヨタグループを支える。
100年に一度の大変革期を乗り越えるために、トヨタグループはグループの再編に取組んでいます。統合や新たな研究施設の開設に伴い、新しい拠点が次々と立上がっています。その新拠点でのITインフラの構築を一挙に引き受けているのが、トヨタシステムズです。
ITが業務に欠かせないものになっている以上、その構築が生産性、働き方など、すべてを支えるといっても過言ではありません。新拠点の立上げに際しては、経営層に近い距離で企画を行い、ネットワークやアプリ、セキュリティなどの根幹から末端までを個別のニーズに合わせて提案。その後の運用サポートまでを担当します。
強固なセキュリティを重視するものもあれば、自由で開放的な働き方を目指すものもあるなど、会社の色に応じたITインフラを構築します。
一人ひとりの働き方から、会社の経営までをITで支える、とてもやりがいのある仕事です。
業務のムダ削減と生産性向上へ。
AIによるバーチャルアシスタント開発。
私たちはPC上のバーチャルアシスタントの開発へ向けて、AIの研究に取組んでいます。目指すのは、一人ひとりに寄り添うバーチャルアシスタント。煩雑な作業を豊富な知識でサポートし、社員には本来の業務に集中してもらいたい。そんな想いからプロジェクトは始まりました。
現在はFAQチャットボットとして社内のポータルサイトに導入されており、社内システムの使い方や書類申請などにおいて、疑問の早期解決をアシストしています。
そして、より役立つアシスタントになれるよう、部署を超えた協力により、日々改善を行っています。社内の予定調整と会議室予約の自動化、社内の有識者の検索などの機能を追加し、よりよい新しい働き方の実現に寄与していきます。