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クルマの開発にまつわる
機密情報を守ること。
それはトヨタの利益を守ること。

攻めるディフェンダー

田中 雅之

新卒入社 マネージャー インフラ

人の動きを知らなければ
情報は守れない

10万人もの従業員が働くトヨタ自動車の巨大ネットワーク。その運用には、外部からの不正アクセスや内部からの流出による機密情報漏洩の防止が不可欠です。私が10年来携わっているのは、各社員が使用するPCのデータの動きを監視するシステムの構築・運用。トヨタのセキュリティ担当部署との強い信頼関係の下、企画段階から連携して進めています。一見異常に見えるデータの動きが、実は通常業務である場合もあり、判断を誤れば冤罪の原因に。疑うべき挙動を正しく判定するには、ITとセキュリティの知識に加え、車両開発業務の中身を、「どの段階でどんな会議が開かれるか」といった、人の細かい動きまで含め理解する必要があります。

いかに業務効率を落とさず不正を防ぐか

従来、セキュリティは利益を削る「コスト」と考えられていました。近年では、積極的に情報を守ることが、利益を生むための「投資」と捉えられています。我々の仕事がそのために貢献できていると思うと、大きな手応えを感じます。一方で「投資」であるからには、一部の悪意ある人の不正を防ぐために、その他の社員の業務に支障が出ることを避けねばなりません。たとえば、車両開発には口コミサイトも貴重な情報源。そこでアクセス自体を遮断するのではなく、「閲覧はOK、書き込みは不可」とし、万が一、不正があれば即座に発見できる仕組みに。守るべき本質を見きわめ、セキュリティと業務効率を両立させるシステムを作り上げています。

失敗は覚悟のうえで期待を込めて任せる

現在はプレイングマネージャーとして、実務を通じて部下の育成にあたっていますが、自分では極力実務をせず、部下に案件を任せています。トヨタのセキュリティ担当部署との打合せも含めてプロジェクトの先頭に立たせ、最後まで踏ん張ってもらいます。実力よりレベルの高い仕事を任せるので、ミスはつきもの。その場合は任せた私の責任として、一緒にトヨタのセキュリティ担当部署からお叱りを受けます。そこまで承知のうえで、期待を込めて任せています。関係者の生の声を聞かないと、仕事の面白さは感じられませんから。せっかく仕事に長い時間を費やすのなら、「今日も一つ成長した」と感じられなければ損。私自身、失敗も数々してきましたが、そんな超プラス思考で前へ進み続けています。