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MEMBERS社員を知る

任せて見守るその先に、
部下と、
自分自身の成長がある。

次世代を育て、未来を拓く

倉内 千佳

新卒入社 マネージャー ファイナンス

一人ひとりの個性をふまえて育成する

当社に入社した社員は、プログラミングから始まりシステム設計、プロジェクトマネージャー(PM)へと、下流~上流工程の全スキルを身につけていきます。私も金融系システムを担当し、汎用系・オープン系両方の開発案件で、全工程を経験してきました。現在は部署のマネージャーとして、案件は担当せず、PMを務める部下6人の進捗管理や育成にあたっています。得意なことも、弱点も、仕事のこだわりも人それぞれ。私自身が最近まで現場にいた経験も思い出しながら、部下にどう言えば軌道修正できるかを考えることが面白く、アドバイスによって、前回できなかったことができるようになると、「よし!」という手応えを感じます。

合理主義でせっかちな自分に
訪れた変化

入社5~6年目の若手に、育成のために小さなプロジェクトを担当させることもあります。成功は自信に、失敗は次への糧になるため、積極的に任せます。もともと私は合理性を追求するタイプで、PM時代には外注スタッフがスキル不足だと感じれば、交代を求めたものでしたが、部下を簡単に交代させることはできませんので、育成の必要性を強く感じています。期限ギリギリに仕上げてくるなど、もどかしく感じるメンバーの行動も、今はひたすら耐えて待つのみ。せっかちな私はすぐに答えを教えてしまうところがありましたが、ヒントを与えて自分で考えさせるようにしています。この先長く働く部下たちに、自分の考えを持ってほしいですから。

クルマ社会を支える革新的なシステムを

私たちが担当している自動車ローンシステムは、ローンの審査や毎月の支払額・返済状況の管理などを行うもの。誰もがクルマを手に入れやすい環境を整え、クルマ社会を支えています。パッケージソフトも使いますが、お客様の要求に応じて一から考えるスクラッチ開発が大半で、開発予算確保のためにお客様へ直接説明に伺うこともあります。このように、お客様企業に深く踏み込めるのが、当社の仕事の魅力。金融システムは高い安全性が求められるため、リニューアルには大がかりな作業が必要となるのが現状ですが、ゆくゆくは手軽に更新して世の中の変化に対応できるシステムを開発できれば――そんな未来像を描きながら仕事に臨んでいます。