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CASE 02

CAREER PASS INTERVIEW

ITアーキテクト
CAREER PASS

新しい技術とビジネスを
結びつけ、未来を創る仕事。

2015年入社 10年目加藤平成

PROFILE

情報系の大学院を卒業後、新卒で入社。開発系SEやリーダーを経験した後、大規模プロジェクトのPMO*を担当。2019年にはブロックチェーン技術研究のためトヨタグループの研究拠点に出向し、ITアーキテクトとして活躍。現在はFS企画推進部に所属し、DX基盤(DXを推進するためのシステム開発基盤)や、CRM再構築(顧客管理システムの刷新)プロジェクトを手掛け、新技術のビジネスへの適用と業務効率化を推進する。

加藤さんの
キャリアパスNEXT STAGE!

現在地

20XX

IT戦略を企業の事業戦略や経営戦略のレベルで提案できる、広い視野と専門性を兼ね備えたITアーキテクトに!

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AWSを活用した画面開発、DX基盤の構築プロジェクトに携わり、現在はCRM再構築プロジェクトに取り組む。

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「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」のメンバーに抜擢され、東京へ出向。最先端技術の研究に参加。

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入社後、開発系SEとして活躍。念願の企画部門へ異動し、大規模プロジェクトのPMOも経験。

プログラマーから企画へ
自ら掴んだ大きなチャンス

大学時代は情報系の学部で学びながら、ITやプログラミングに夢中になっていました。将来は「システムインテグレーターとして、お客様に新しい価値を提供する仕事がしたい」という目標を描き、それを叶えるためにトヨタシステムズ(当時のTCS*)への入社を志望しました。
数多くのIT系企業の中からトヨタシステムズを選んだ理由は、安定した経営基盤と、大規模な企業ならではの「新しいことに挑戦できる環境が整っている」という期待感です。「自分の得意分野を活かして、常に新しいことに挑戦し続けたい」という想いが、入社前から強く心にありました。

入社後はプログラマーやSEとしてシステム開発業務に取り組む一方、次第に企画の仕事にも携わるようになり、徐々に企画や技術提案の分野に軸足を移していきました。そのきっかけとなったのが、入社3年目に参加した社外のハッカソンでAIチャットボットをつくり、入賞したことです。「いつかは企画の仕事に関わりたい」と思っていた私にとって、この出来事は一つの転機となりました。

ITアーキテクトがリードし
ビジネス価値を最大化する

その経験がきっかけとなって企画系の部署へ異動し、さらに大規模プロジェクトのPMOも経験しました。2019年には「トヨタ・ブロックチェーン・ラボ」*のチームに参加することになり、グループ内企業へ出向する形で東京へ。そこで最先端のブロックチェーン技術に携わる貴重な機会を得ることができました。
現在はITアーキテクトとして、DX基盤の構築とは別に、CRM再構築プロジェクトにも携わっています。このプロジェクトでは、グループ内企業のITシステム刷新を担当しており、レガシーシステムを、最新のクラウド技術を用いて刷新する取り組みを進めています。新人時代にベテランの方々から手厚く教えていただいたおかげで、古い仕組みにも精通しており、1960年代の技術と現代の仕組みを両方理解した上で、その60年のギャップを埋める役割を担っています。もしかするとそれができるのが、私の強みの一つなのかもしれません。

日々の仕事で特に大切にしているのは、お客様目線で物事を考えることです。SEや技術者はどうしても技術に詳しいがゆえに、説明が難解になったり、技術者視点での評価にとどまってしまうことがあります。しかし、「それが本当にお客様にとって最適な提案であるか?」が抜け落ちてしまっては意味がありません。もしお客様に「これは最新技術かもしれないけれど、私たちにはメリットがない」と思われてしまえば、いくら良いシステムを提案したとしても最善の仕事とはいえません。
私は過去の出向経験を通じて、お客様の立場や視点を直接体験しました。「お客様が何を重要視しているのか」「どのような情報が求められているのか」を、実際の現場で深く理解する機会を得ることができました。お客様にとって必要な情報を提供し、最善の方法で価値を提供できるよう、常にお客様目線で物事を考えるように心がけています。
そして私はITアーキテクトとして、単にシステムを構築するだけでなく、それを「どのようにビジネスに活かすか?」を深く考えて続けたいと思っています。単に「良いもの」を提供するのではなく、なぜこれが「あなたの会社にとって良いもの」なのかを明確に説明しながら提案し、お客様と共に最善のシステムを作り上げていく。このプロセスこそが私にとって最大のやりがいであり、喜びでもあります。
さらに、ITアーキテクトの役割は「技術者」としてだけでなく、プロジェクト全体を描き、ソリューションとビジネスをつなぐ「通訳者」としての側面も持ちます。例えば、開発者に対しては詳細な技術説明を行い、一方でお客様には分かりやすい言葉で価値を伝える。これらの役割を橋渡ししながら、技術がビジネス価値を最大限発揮できるようにすることが、私の使命だと考えています。

社員一人ひとりが主体的に
キャリアを選び取れる環境

今は、ビジネスアナリスト、ITアーキテクト、テクノロジースペシャリストなど、それぞれの役割が明確に分類され、キャリアパスとして整備されてきたと感じます。これにより、自分が目指したい分野や役割を具体的にイメージしやすくなりました。その分野で実際に活躍している先輩も多く、「ビジネスアナリストになりたい」「ITアーキテクトをやりたい」といった目標を持つことで、自分のキャリアを考えたり選んだりするプロセスが以前よりスムーズになっています。さらに、こうした希望を上司に伝えることも容易になり、自分でキャリアを主体的に選び進めていけるようになりました。
トヨタシステムズでは、自分のキャリアを主体的に選び取ることができます。また、客観的に自身を見つめ直し、成長できる環境も整っています。社員の意思で別領域に挑戦できる「ジョブアプライ制度*」を活用し、新しい分野に挑み続ける社員も多いです。さらに最近では「人材力診断サービス」が導入され、自己評価とテスト結果に基づいてITスキルが可視化される仕組みが整備されました。これにより、客観性の高い診断結果を得られるだけでなく、自分のスキルや課題が明確になり、次に学ぶべき分野や目指したいキャリアを考える良いきっかけになります。
こうした制度が、社員一人ひとりのキャリアプランに応じた学びと成長を支えてくれます。興味のある分野に挑戦することでキャリアの幅を広げられるこの環境は、成長の選択肢を増やし、自分らしいキャリアを柔軟に築く大きな後押しとなっています。

私にとっては、最近手掛けたDX基盤の構築がITアーキテクトとしての大きな一歩となりましたが、今後はより大きな分野やスケールの仕事に取り組み、経験さらに積んでいきたいです。最終的には、IT戦略を企業の事業戦略や経営レベルで提案できる存在を目指しています。例えば、ITを活用した新規事業の企画からアーキテクトとしての技術支援まで、その両面を担うような形で、より広範囲にわたるITアーキテクトの役割を追求したいと考えています。
そのために、自分の仕事のレイヤーを少しずつ上げながら、企業全体の計画や戦略を見据えたIT戦略を描けるようになることを目標としています。いずれは、ITを通じて会社全体の方向性や計画に貢献できる存在を目指しています。

※TCS…「株式会社トヨタコミュニケーションシステム」の略称。トヨタグループに属するITソリューション事業で、2019年に株式会社トヨタシステムズに再編された。
※PMO…Project Management Officeの略称。企業や組織におけるプロジェクトの円滑な進行をサポートする役割のこと。
※トヨタ・ブロックチェーン・ラボ…トヨタグループにおけるブロックチェーン活用の促進を目的に、2019年に設立されたバーチャル組織。
※ジョブアプライ制度…プロジェクトメンバーを社内に向けて募集し、社員は本部の垣根を越えて自由に応募できる制度の事。募集条件や選考はあるものの、社員の意思で別領域にチャレンジすることが可能。

わたしの岐路

ITアーキテクト、
加藤さんの“岐路”は、

出向先の東京では、日本のIT界をリードする大手企業やベンチャー企業の技術者たちと協力しながら、最先端の技術に触れるとともに、技術とビジネスの融合を探求することの重要性を学びました。この経験は私の視野を大きく広げ、ITアーキテクトとしてのキャリアを明確に描く大きな契機となりました。
同い年で起業している人や、特定の最先端技術を極めた人たちとの出会いが、とても大きな刺激となりました。彼らから多くの影響を受けたことで価値観が広がり、自分自身のキャリアについて真剣に考えるようになったのです。
この出向を通じて、お客様のIT戦略やビジネスの全体像を考えることの重要性を学びました。目先の課題だけでなく、将来を見据えた「この会社にとって最適なシステムとは何か」を考える視点が身につきました。この経験を経て、「単なるシステム開発にとどまらず、広い視野で提案し、お客様のビジネスにとって最適な解決策を生み出すITアーキテクトとして活躍したい」と強く思うようになりました。

就活生のみなさんへ
メッセージ

私がこれまで大切にしてきたのは、「頼まれた仕事には前向きに取り組むこと」と「チャンスがあれば積極的に手を挙げること」です。それが未来の自分の糧となり、新しい可能性を切り開く鍵になると信じています。
「IT企業」といっても、その役割やアプローチは多岐にわたります。自社で開発したサービスを不特定多数のユーザーに提供し、社会に影響を与える企業もあれば、トヨタシステムズのように、特定のクライアントに寄り添い、課題を解決するためのシステムを一から設計・開発し、業務効率化やビジネスの成長を支援するSI企業もあります。どちらもITの力で人々や企業に価値を提供する点では共通していますが、どんな形で社会に貢献したいか、どんなふうに人と関わりたいかで、自分に合った道は異なってくると思います。
トヨタシステムズでは、単に技術を追求するだけでなく、その技術を活用してお客様の課題を解決する「人の役に立つ」仕事ができます。やりたいことが明確でなくても、経験を積む中で自分の適性を見つけられるはずです。新しい挑戦を楽しみながら、共に成長していきましょう!

キャリア
形成

CAREER DEVELOPMENT

専門性と人間力を身に付け、 世界で活躍できるエキスパートに
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