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Contributing to the SDGs through our business

事業を通じたSDGsへの貢献

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リアルタイムCGを活用したバーチャルモビリティ開発への貢献

CG事業推進部

前川 日向子

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任 つかう責任

CADデータを取り込むだけで、バーチャル空間でさまざまな評価や検討が可能に。

 ゲームエンジンを用いたバーチャル空間の活用支援を行っています。CADデータを取り込んでVRヘッドセットを着けるだけで、ワイヤーハーネス試作時の長さの検討や、意匠のデザインレビュー、設備のレイアウト検討、組み立てのトレーニングが可能になります。これまでは一箇所に人や物が集まって会議・レビューを行っていたものを、それぞれの場所からバーチャル空間に入って完結することができます。

 大容量データを扱うゲームエンジンなら、工場全体を再現することができる。

 ゲームのための開発環境であるゲームエンジンは、重力の表現やリアルタイムのインタラクション性に優れており、近年では産業分野でも使用され始めています。大容量のデータを扱うことができるので、バーチャル空間内に工場全体を再現することも可能です。どうしてもVRだとゲームというイメージがあるので、実際の活用シーンを理解してもらうために、体験している動画を制作したり、業務に沿ったデモコンテンツの体験会を開催して、有用性を伝えていきました。ゲームエンジンを扱うにはプログラミング技術が必要なので、お客様自身で使えるように支援を行っていますが、将来的には誰でも直感的に使えることを目指しています。

 移動もムダな製作も減らして、早く、安いクルマづくりの実現へ。

バーチャル空間に人が集まれるので、人やモノの移動を減少させることができます。それによって、製作の前に評価を行えるので、手戻りやムダなモノづくりも減っていきます。工場設備のレイアウト検討や、実車サイズでの比較など、これまでできなかったこともCADを取り込むだけで可能です。将来的には設計者の方がVRをひとり一台デスクに持っていてすぐにデータを確認できるようになればと思います。また、トヨタ自動車(株)のセキュリティ基準ではVRを使える環境が限られているので、早く、安く、品質の良い精神を届けられるように、インフラ部隊を巻き込んで、お客様にご提案していきたいです。

※掲載内容はSDGs TS report 2022作成時の情報です

SDGsの目標別に見る

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任 つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう
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