
回収後の使い方まで配慮した、リサイクル活動。
トヨタシステムズでは、これまでにも社会貢献活動に取り組んできましたが、今回は会社発足から5周年を記念した新たな取り組みとして、繊維のリサイクル活動を行いました。自治体の行っている古着回収では、車の防音材や軍手に再生するマテリアルリサイクルが多く、用途が限定的でした。また、リユースにおいても、適切な場所に寄贈されなかった場合、最終的にゴミになってしまうという社会問題がありました。そこで今回は、回収した繊維を再び繊維として循環させる「ケミカルリサイクル」に着目しました。
豊田通商(株)と協力し、想定以上の成果を上げる。
従業員の方々から、不要になったコットンとポリエステル100%の衣類を回収しました。豊田通商(株)の取り組みである「PATCHWORKS」と協働し、集めた繊維は(株)ナカノに寄贈しました。豊田通商(株)の先行事例では認知度の低さから十分な回収量に達しなかったという課題を聞いていたため、今回は回収の取り組みをわかりやすく伝えるために漫画というかたちで資料化し、従業員に配布。また、回収を衣替えの時期に、期間は長めに設定した結果、想定以上に回収することができました。
社会貢献活動を広げ、みんなに優しい会社へ。
「PATCHWORKS」では、現在のコットンとポリエステルに加え、ナイロンや混紡繊維のリサイクルも視野に入れています。今後も取り組みが浸透していくように、一緒に活動をつづけていきます。また、独自の取り組みとしては、「TS MOTTAINAIACTION」という名前で、衣類だけでなく、古本や食品などを集めて、ゴミになるものを削減する取り組みをつづけていきます。 活動内容は社内SNSでも発信しています。多くの方に賛同してもらえると嬉しいです。
※掲載内容はSDGs TS report 2024作成時の情報です