
10年以上にわたって改善をくり返したために、複雑化・肥大化したシステム。
30種以上のシステムを提供することで、工場運用をサポートしています。しかし、10年以上にわたって改善をくり返したために、システムが複雑化・肥大化。新しい技術や設備を導入したいと思っても、スムーズに導入できないほどになっており、事業成長の妨げになっていました。また、サーバー数も増えていたことが無駄なエネルギー消費にもつながっていました。これらの課題を解決するために発足したプロジェクトです。
システム再編成とサーバー統廃合によって、スリム化を推進。
複雑化・肥大化してしまったシステムを、システム再編成とサーバー統廃合によってスリム化しています。システム再編成では、実際に使用しているユーザーへのヒアリングやシステムログの調査、現場確認からスタート。不要な機能の削除や重複する機能をもつシステムの統合を進めました。サーバー統廃合では、各拠点に点在していた同一システムのサーバーを、ひとつに集約。これにより、基幹システムとのやりとりも、集約することができます。
その先に、改善しやすい環境や働きやすい環境をつくる。
ユーザーとコミュニケーションをとりながら、気づいてないところまで提案することを意識しています。目指しているのは、単純なスリム化ではなく、その先の改善しやすい環境や働きやすい環境をつくることです。そのために現場作業者の声の吸上げや、先進技術を取り入れるべく外部の研修・イベントにも参加しています。今後も未来の発展に向けてこれらの活動を継続し、持続的な成長に貢献していきたいです。
※掲載内容はSDGs TS report 2023作成時の情報です