
お客様の需要に応えることで技術革新を促進。
CAD運用・育成サービス部では、お客様への教育サービスを提供しています。今回行ったことのひとつは、CADとVRを融合したエンジニアリング教育の導入です。VRについて教えるのは私たちも初めてでしたので、教育サービスとして確立させるため、まずは自己学習や勉強会を行い専門的な知識をつけました。その後、教育マニュアルを作成し、実際に教育を行い、不明点のサポートまで行っています。VRを導入してデザインを開発されることが増えてきているお客様の需要に応えることで、次世代のモノづくり開発に貢献していけたらと考えています。
講師・受講生双方のワークライフバランスを推進。
もうひとつは、eラーニングの導入によるワークライフバランスの推進です。これまでは、講義は対面となっており、ときには長期の出張もありました。講師の担当は女性が主で、時短勤務の方も多かったため、働きやすい環境にするためにもeラーニングを導入しました。区切りよく学習できる構成の検討や補足動画の導入を行い、さらにQAサービスと知識の定着を図る学習テストを組み込み、メンバーの知見を活かしながら作り上げました。eラーニングにより、講師側、受講生側ともに時間や場所を制限されない効率的な働き方が実現したことで、ワークライフバランスの推進に貢献できたのではないかと思います。
仕事のやりがいも創出しつつ、トヨタグループの発展に貢献。
現在、並行して対面講義も続けているのですが、時短で出張が難しいメンバーはeラーニングに関する業務において活躍できる場面が増え、仕事のやりがいにもつながっています。これからも、CAD関連の動向、生成AIなどの新技術の動向にしっかり目を向けながら、トヨタグループの発展に向けて貢献していきたいです。
※掲載内容はTS Sustainability Report 2025作成時の情報です。