
勤怠管理における、トヨタグループ共通の課題解決を。
当社内の老朽化した勤怠管理システムのリニューアルを検討していたところ、同じタイミングでトヨタ車体(株)もシステムの見直しを検討していることを知りました。どちらもパッケージ化されたシステムの導入を検討していましたが、トヨタグループ特有の勤怠制度に対応するためには、不足する部分を追加でシステム構築する必要がありました。そこで、2社共同でシステムを構築し、共通機能として展開することで、トヨタグループ共通の課題解決につなげたいと考えました。
グループ展開を見据えて、機能の必要性と共通化を検討。
トヨタ車体(株)と協力しながら、どのような機能が必要か、どこまで共通化すれば他の会社でも使いやすいか、などをすり合わせし、システム構築を進めていきました。また、変化する働き方に対応するために、スマートフォンからの勤怠入力もできるようにしました。さらに、勤怠管理の効率化を目指して、社員自身が勤務状況を把握できる機能に加えて、上司が部下の勤務状況をまとめて確認できる機能を導入しました。
システムによって、ワークライフバランスや働きがいに貢献。
実装する機能のすり合わせでは、細かな仕様の違いが多く、共通化の作業は大変でしたが、無事にリニューアルすることができました。新しいシステムによって、勤怠が可視化され、より効率的に勤怠管理を行えるようになり、ワークライフバランスの整った働きがいのある職場づくりに貢献できると考えています。現在、グループ内の6社で導入が決まっていますが、今後はグループ会社のシステム更新時期に、選択肢の一つとして提案しつつ、新たなグループ共通の課題解決に向けた機能拡充も検討していきます。
※掲載内容はSDGs TS report 2024作成時の情報です