
3社統合後分散していたオフィスを、栄2Fオフィスに集約。
トヨタシステムズは3社統合後も旧オフィスの使用がつづき、同じ本部でも異なるオフィスで働くという状況でした。そこで栄オフィスの2Fが空いたタイミングで、新オフィスの構築・移転を実施。リモートワークの浸透で1人1席が不要となり、80%ほどの席数で働き方改革とコロナ対策を行うモデルオフィスとして、2021年11月にオープンしました。
生産性やコミュニケーションを高める、座席とレイアウト設計。
家でも仕事ができるなら、在宅勤務を望む人が増えます。だからこそ、オフィスに来る価値が必要です。そのために、従来の長机を廃止し、1人で集中するための席や、Web会議用のブース、和気あいあいと打ち合わせできるスペースなど、ワークスタイルに合わせて選べる座席を設定しています。実際にそういった狙いのある席が人気です。古いビルのため、天井が低い、OAフロアでないなどの課題はありましたが、空間の工夫を行い、デメリットをあまり感じない空間になったかと思います。コスト面でも、新しいオフィスを借りるよりメリットがあります。また、段差にはスロープを活用するなどして、危険を未然に防ぎながらデザイン性を損なわない工夫を行っています。
SDGsや健康経営のモデルとして、今後は他拠点にも展開。
働きやすさだけでなく、SDGsもオフィスづくりの前提にありました。CO2排出量を低減している床材、地域材を利用した造作家具や、遮熱性·省エネ性の高いカーテンを採用しています。感染予防としても、非接触ドアや抗菌対応什器を採用、来客用の会議室ではテーブルに飛沫を吸引する装置を導入しています。今後、こちらをモデルオフィスとして、他の拠点にも横展開を予定しています。
※掲載内容はSDGs TS report 2022作成時の情報です