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イノベーションDNAMIND

コンピューターと内燃機関。
昔から好きだった2つに関わる仕事だから、
これ以上の楽しさはありません。

犬塚 正
事業企画推進部
腕を組んで笑顔を向ける犬塚さんの写真

中学時代から、
コンピュータとメカ(内燃機関)が好きだった。

中学生当時は、世の中でコンピュータが話題になり始めた頃。頑張ってお金を貯めて、まだ高価だったパソコンを購入しました。メカも好きで、特に内燃機関に興味を持っていましたね。ですから大学も理工学部に進み、就職活動で当時のトヨタシステムインターナショナル(後にトヨタコミュニケーションシステムに)へ入社を決めたのは、自分にとって最高の選択だったと思います。その頃はまだ大規模メインフレームで、生産計画・物流系のデータベース構築などに関わりました。多くの企業が積極的にコンピュータを活用し始めた時代でした。

犬塚さんがインタビューに応えている様子

新しい技術、珍しい技術、
誰もやっていない技術を手掛ける。

その後、トヨタコミュニケーションシステムとなり、より自社開発に注力するということで、研究開発担当へ。「好きなことをやってもいいが、結果を出す」というポリシーの下、スマートデバイスの活用(画像のセキュリティ、アプリ作成のライブラリ、UXの研究等)やセンシング技術のサービス化(例えば車のボデー強度試験にセンサーネットワークを適用する)などを手掛けました。自分にとって非常に面白いミッションであり、この時のセンシング技術が後のIoT領域につながり、さらにトヨタの仕入先技術開発賞(2019年3月受賞)につながっています。そして2019年に東京本社に異動し、現在はクルマ・モビリティに関する最新情報を収集するアンテナ活動を含めたR&Dという役割を担うことに。AI/IoT/ブロックチェーンといった技術の動向はもちろん、トヨタからのリクエストによる多種多様なテーマについて、勉強会や講演へ参加し、そこでの人脈を広げるなど、常に新しいものに触れる毎日です。

たくさん書かれたホワイトボードの前で説明をする犬塚さんの写真

他の人より尖っている人。
ある分野に情熱が偏っている人。
いろいろなエンジニアの理解者になりたい。

私自身がそうだったからだと思いますが、エンジニアって、自分の好きな技術や興味分野にこだわる傾向が強いのではないでしょうか。もちろんそれが経営や事業の方向性と合っていれば問題ないですが、運悪く結果につながらないとか、理解してくれる人・上司がいないとか…すごくもったいないですよね。でもトヨタシステムズという会社は、これからの成長に向けて多くの領域の技術が必要とされていますし、マネジメントだけでなく、私のようなスペシャリスト的キャリアもあります。あなたの持つ探求心、好奇心、冒険心、そして想像力を活かす場が、ここにあるかも知れない。今後、私はいろいろなエンジニアの理解者というキャリア(立場)を本気で目指していますし、個性あるエンジニアが活躍する企業こそが勝ち残っていくと思っています。

マシンの前で腕を組む犬塚さんの写真