TDC通信パッケージ
受信したデータが文字化けしている
- <エラー事象>
- 受信したデータが文字化けしており、データの内容が判読不能。
- <エラー発生要因>
- 以下の要因が考えられます。 1.送信側と受信側でコード変換の設定に齟齬がある。 2.非対応の文字コードを使用している。
対処1.TDC通信パッケージの文字コード変換の設定を確認する
- TDC通信パッケージは 送信側:ASCII⇒EBCDIC 受信側:EBCDIC⇒ASCII の文字コード変換にのみ対応しています。 コード変換の設定に齟齬がある時、以下の対処法が考えられます。
- 手順a:送信側がASCIIを利用し、コード変換を「する」に設定している。 もしくは送信側がEBCDICを利用し、コード変換を「しない」に設定している。 ⇒受信側はEBCDICでデータを受け取るため、コード変換を「する」に設定し、 ASCIIにコード変換を行う。
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手順b:送信側がASCIIを利用し、コード変換を「しない」に設定している。
⇒受信側はASCIIでデータを受け取るため、コード変換を「しない」に設定し、
ASCIIのままデータを受け取る。
対処2.非対応の文字コードを使用していないかを確認する
- TDC通信パッケージは先述の文字コード変換にのみ対応しており、Shift-JIS等の2バイト の文字コードは変換に対応していません。従って、Shift-JIS等の文字コードを利用される 場合は、送信側・受信側共にコード変換をしない設定でファイル授受を行うようにしてください。 ファイル送信元の設定情報の確認、もしくは送信ファイルの作成方法について ご確認ください