TDCアプリ支援パッケージ

コード変換でファイルサイズエラー(A00-02B)が発生する

<エラー事象>
コード変換に失敗し「ログ参照」画面を見ると、「入力ファイルサイズエラー レコード長で割り切れません」と表示される。
<エラー発生要因>
変換するファイルのレコード長とコントロールデータで指定しているレコード長が一致していない可能性があります。

  以下の対処法を実施してください。

対処1. 変換するファイルの内容とコントロールデータで指定しているレコード長が
    一致しているか確認してください

レコード長とは、授受を行うファイル内の文字列の区切りをアプリ内部で何文字単位とするかを表す値です。
例えばヘッダー作成をする場合、指定したレコード長ごとに区分’D’が挿入されます。
(画像では「各レコードの先頭につく」と説明)
 
アプリ支援パッケージでコード変換を行う際、コントロールデータで指定している
「アプリレコード長」(画像の例では50バイト)でファイルデータ部のデータサイズ
(画像の例では200バイト)を除算する処理が入ります。
この時に余りが生じる(割り切れない)とファイルサイズエラー(A00-02B)として処理が停止する仕様となっています。
従って、下記①÷②が割り切れるようにしてください。
 ①変換するファイルデータ部のデータサイズ(上記例200バイトに相当)
 ②コントロールデータの「アプリレコード長」(上記例50バイトに相当)

②の確認・変更方法は次のようになります。
1. メイン画面から「CTLデータ作成」をクリックし、「コントロールデータ作成」
  画面を表示させる。
 

2. 「コントロールデータ作成」画面で変換に使用するデータをダブルクリックし、
  「コントロールデータ作成(詳細)」画面を表示させる。
 

3. 「フォーマット変換」タブの「アプリレコード長」を確認、必要に応じて変更する。