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CAE×AIシミュレーション

CAE×AI simulation

AIを活用した
エンジニアリング業務の効率化

CAEを使ったモデル設計は、あらゆる分野で製品の設計プロセスを効率化し、設計の正確性を向上させる重要なステップです。デジタルモデルを使用することで、設計変更のコストを削減し、製品の開発プロセスを迅速化することができます。

また、このCAE業務にAIの強力なデータ処理能力を活用することで、多方面かつ膨大なデータから最適な設計やプロセスを自動的に導き出すことが可能です。これにより、素早い意思決定を行い、生産性と効率性の最大化を実現します。

CAE結果や実験結果のデータは、知識に富む貴重な資産である一方で、その活用には高度な戦略と多くの手間が必要であり、しばしば未活用のままになっています。AIは、これらのデータを過去の知識とリアルタイムデータと組み合わせて活用し、設計の自動化と最適化を達成し、素早い意思決定と効率的な設計プロセスを実現します。AIを活用することで、貴重なデータ資産を有効に利用し、業務の効率性を向上させることが可能です。

AIの種類とトヨタシステムズの
ソリューション

AIは、その機能に応じて「予測系」「実行系」「識別系」「会話系」といった4つのタイプに分類できます。トヨタシステムズでは、30年以上にわたるCAE技術と実績を基盤に、CAEとAIを組み合わせたシミュレーション(CAExAIシミュレーション)を自動車分野に限らず積極的に推進しています。

予測系AI:
3D-OWL(サロゲートモデル)

製品設計の際に、性能評価を素早く行うために開発された高速AI性能予測システムです。このシステムは、3次元形状をDepth Mapと呼ばれる独自の手法を用いて特徴量に変換し、これを従来のCAE解析データや実験結果と組み合わせて「学習データ」とし、機械学習により新たな3次元形状の性能を短時間で予測します。

実行系AI:
トポロジー・形状最適化
(ジェネレーティブデザイン)

性能要件や生技要件を考慮した製品設計を、最適化技術による形状の自動生成により実現します。
これにより、以下のような課題を解決し、リードタイムの短縮、やり直しの撲滅、考える余力の創出に貢献します。

  • 複数の性能要件を調整しながら満たすのが難しい
  • CAD上での生技要件の追加に時間が掛かる
  • 新しい部品の製造設計において、形状案のアイデアが欲しい

識別系AI:画像解析

AIを用いた画像解析には、適切な画像データの収集方法と適切な解析手法が不可欠です。
長年にわたる実績と専門知識を活かし、最適な解析手法を提案できる豊富なノウハウを有しています。お客様のニーズに合わせて、最高水準の画像解析ソリューションを提供します。

調査したいこと(異常検知、品質・特性評価など)に対して、
機械学習や画像処理手法などを用いて最適な画像データの解析を行うことが可能

DX・データ活用支援「三現DX」:
委託・コンサルサービス

製造業・非製造業、業種を問わず業務のDXやデータ駆動型ビジネスへの移行を現場レベルから支援するコンサルティングサービス「三現DX」を提供しています。

このサービスは「三現主義」をベースとしており、トヨタシステムズが培ってきた現場力・現実視点で、お客様のDX推進をお手伝いします。

※三現主義:机上検討ではなく、実際に「現場」に出向いて「現物」を確認し、「現実」を認識した上で問題解決を図るという考え方。

ご相談いただきたいお悩み・課題

「三現DX」の実施フロー

以下のフローでAI導入の支援・活用サポートを行っています。また、各フローの中で以下の価値を提供します。

  1. 三現分析
    三現主義に従い、お客様の業務フロー・業務課題について、フリー・ディスカッションを実施し、現場でも活用される「モノと情報の流れ図」に落し込みます。
  2. 三現DX計画策定
    明確になった業務課題に対して、現場レベルで着手可能なDX実施計画をお客様と共に策定します。
    部署間との連携・横展を図る上でのリスクや経営課題から見た意義など、複眼的な視点で実施計画を作り込みます。
  3. 現場小DX
    実施計画に従って現場レベルでの小DXから実施します。最初からツールありきではなく、お客様の業務課題やスキルレベルに応じて支援の重点を柔軟に調整します。
  4. DX・データ活用の深化
    現場小DXでの効果を確認した次は、さらに効果を引き出すために機械学習やディープラーニングなどの高度なデータ活用を検討し、データ駆動型業務への移行にDXを深化させます。
  5. 内製DX体制の確立
    内製人財による継続的なDX実施に向けて必要となる体制や強化・活用したいスキル・ツールについてご提案をさせていただき、いったん本サービスのクローズとなります。

データ活用とAI導入による
高度エンジニアリングに向かって

AIを活用することによって、会社内に眠る貴重なデータを迅速にかつ大量に分析・活用することが可能となり、より高度なエンジニアリング業務が実現します。トヨタシステムズは、30年以上にわたって蓄積したCAE技術とノウハウを基に、AIの活用と既存の業務とのスムーズな連携をご提案できます。
まずは、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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